
2025年9月7日
【+ONE農業】 稲刈り

2025.9.7
NPO法人hieizan sports & culture club ICHIGU
農業体験イベント
本日は朝から稲刈りを行い、作業後には温かいおにぎりとお味噌汁をいただき、子供たちはその後サッカーの試合へと向かいました。今日のまとめをご報告いたします。
参加して頂いたのは、比叡山+ONEサッカースクール生、fch_luces、山科ユナイテッド、レイクウエスト、長等まちづくり協議会の5団体、総勢約100名での稲刈りイベントとなりました。小学校横と山手の2箇所に分かれて作業を行い、稲刈りに入る前には「植え付けから収穫までの工程」について説明を受けました。なかでも「一株のお米でお茶碗1杯分のご飯になる」という話は子供たちにとって印象的で、稲穂を落とさないよう丁寧に刈り進める姿が見られました。
なぜ美味しいお米ができるのか。
その理由も学びました。山の水は冷たく、稲の成長はゆっくりになりますが、その分じっくりと旨みが蓄えられるのだそうです。「昨年食べたおにぎりが忘れられなくて、今年もまた参加しました!」という声もあり、このイベントの魅力が年々広がっていることを感じます。
インタビュー調査も実施!
子供たちの感想
•「稲刈り体験は去年よりスムーズにできた」
•「田植えから稲刈りまで、みんなが協力してやっと美味しいお米が食べられていることを知った」
•「虫が多くて驚いた!」
•「田植えから稲刈りまでたくさんの工程があって勉強になった」
•「お米を食べられることは当たり前じゃなく、たくさんの人の協力があると知れた」
地域の方々の声
地域のお年寄りの方からは、
「子供たちが一生懸命に稲を刈る姿を見ると本当にうれしい。昔は家族総出でやっていた稲刈りを思い出します。こうして次の世代に体験がつながっていくのは大切なことですね」
と懐かしそうに話してくださいました。
また、保護者の方からは、
「普段は食卓に並ぶお米を何気なく食べていましたが、こうして子供と一緒に体験すると感謝の気持ちが湧いてきます」
「サッカーで仲間と協力する姿と、稲刈りで協力し合う姿が重なって見えました」
といった声も聞かれました。
伊香立農業組合の方のお話
「稲作は自然との対話です。今年も猛暑や大雨など大変な時期もありましたが、こうして子供たちや地域の方と一緒に収穫を迎えられることは本当にありがたいです。農業は一人では成り立ちません。皆さんに体験していただくことで、農業の大切さや食への感謝を感じてもらえれば嬉しいです」
と話しておられました。
また別の方は、
「スポーツを頑張る子供たちが田んぼで汗を流す姿を見て、心が温かくなりました。こうした体験が地域をつなぎ、地域のつながりを育てていくのだと思います」
とも語ってくださいました。
今年も暑い中ではありましたが、皆さん怪我なく、笑顔で楽しくイベントを終えることができました。この経験がサッカーや日々の生活、そしてこれからの成長の中で生きていけば嬉しく思います。
また、本活動が地域のソーシャルキャピタル(社会関係資本)の醸成を促し、世代を超えた地域のつながりをより強固なものにしていくことを願っております。
本日はご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。




